柚子の果皮と唐辛子に塩を加えてブレンドした調味料の1つ。九州では使用頻度が高く、一般的な調味料として知られている。
「こしょう」とは九州の一部の地域の呼び方で、「唐辛子」のことである。なお、青唐辛子を使った緑色のものと赤唐辛子を使った赤橙色のものがある。
柚子の香りと唐辛子のピリッとした辛さが、特に鶏肉との相性が良く、水炊きや団子汁、焼き鳥の薬味としてよく使われる。
柚子について
ミカン科の常緑樹、柑橘類の1つで、消費、生産ともに日本が最も多い。
日本国内産地としては、高知県馬路村や北川村など高知県東部地方の山間部、大分県、山梨県、最も古い産地の埼玉県毛呂山町等、全国各地に産地がある。
柚子の果汁は日本料理において、爽やかな香りと酸味を与える調味料として用いられる。果肉部分だけでなく、果皮も用いられ、特に青い未熟果の果皮は独特の青い香りがある。