コショー(ペパー)と同属別種。含有成分のピペリンにより、コショーと同じようなシャープな辛味があります。加えて清涼感ある香りとほんのりとした甘さが特徴の香辛料です。
歴史的にはロングペパーの方が早くに認知されており、数世紀にわたってコショーよりも高級品とされていました。
南アジア(インド・スリランカ)原産。コショウ科のつる性常緑木本。
英名はロングペパー、和名は長胡椒・ヒハツ。
学名は、Piper longum。コショーの学名はPiper nigrum。(コショーとロングペパーは同属別種類)
沖縄などで、豚肉料理や沖縄そばの薬味、チャンプルーなど炒めものなどに利用されているヒハツもどきは東南アジア原産で、厳密にいうとヒハツとは品種が異なる。(学名Piper retrofractum)