ひと口にマスタードといっても、日本や中国では“辛さ”が求められるのに対し、西欧では辛さよりもその風味が重視され、辛みの少ないタイプのものを肉料理やソーセージなどに“たっぷり”つけて食べることが多いようです。
十字花科の中の、アブラナ属の一年草。その種子を乾燥させたものがマスタード。
マスタードとして利用される植物は、辛味の質が異なるホワイト(イエロー)とブラウン(オリエンタル)。原産地は中央アジアから西アジア、中東、地中海沿岸にかけて。
日本の「和がらし」はオリエンタル種で、からし菜、高菜なども同じ仲間。