その名のとおりレモンによく似た香り(レモンと同じ香り成分)をもっており、刈り取っただけでもよい香りがただよいます。最近でこそヨーロッパでも見かけるようになりましたが、元々はもっぱら東南アジアの料理に使われるもの。タイのトム・ヤム・クン(えび=クンを使った、酸味と辛味のきいたスープ=トム・ヤム)には欠かせません。
熱帯〜東南アジア、インド原産のイネ科の多年草。ススキに似た外観で暑い地域では草丈2mほどにもなる。
茎の根元の部分が丸みを帯びてふくらんでいるのが特徴で、この根元から刈り取って(3〜4カ月ごとに収穫できる)乾燥させる。