メキシコ・ベラクルス州のハラパ(Xalapa)という街に起源を持つハラペーニョ('Jalapeño')。
比較的新しい品種でありながら、海外ではハバネロなどに並んで有名な唐辛子の一つです。
欧米ではハラペーニョはトウガラシの王様とも言える存在で、ピーマンをさらに濃くしたキュウリのような濃緑色と、パプリカのような肉厚な食感、太った弾丸のような外観が特徴です。
ハラペーニョをはじめとする唐辛子類は高温性のナス科の多年草(温帯では一年草)。日本では冬の気温が唐辛子類にとっては低いので枯れてしまうため、ほぼ一年草として扱われているが、温度を維持できるなら3年くらいは栽培が可能。成長した株は約60~100cm程度まで成長し、1株に約30~40個の鞘をつける。濃緑色が一般的だが、他の唐辛子と同じように完熟すると赤色になる。
学名はCapsicum annuum 'Jalapeño'