トマトとよく合う、イタリア料理ではおなじみのハーブで、イタリア語ではバジリコといいます。さわやかな香りは青じそにも似て、日本人にもなじみやすい風味。最近は生のものも多く出まわっています。生のバジルと、モッツァレラチーズとトマトのサラダはイタリアの代表的なサラダ。バジルシード(バジルのタネ)はイタリア料理では使われませんが、東南アジアでは昔からデザートとして利用されてきました。
シソ科の一年草で、原産地は(イタリアなど地中海沿岸ではなく)インド、スリランカ。
バジルの仲間には何種類かあり、一般的にハーブとして使われているのはスイートバジルという種類。
開花直前に葉を収穫し、香りも緑色もできるだけ保つように、比較的低温で乾燥させる。
バジルシードは水を吸うと表面が半透明のゼリー状になり30倍にもふくらむ。