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減塩ってそもそも必要?
減塩について、
詳しく知りたい方はこちら -
小田真規子流
減塩調理テクニック!
小田先生の調理テクニックについて、
詳しく知りたい方はこちら
減塩ってそもそも必要?
私たちは普段どのくらい
塩分を摂っているの?
1日あたりの塩分摂取量では、各年代で厚生労働省が発表している目標数値を上回っています。
1日当たりの食塩摂取量と目標数値(年齢別)
日本人が塩分を摂り過ぎてしまう理由
しょうゆやだしを使った、
寿司・そば・うどんは人気。
塩分が多く含まれた市販のタレに頼ることも
増えています。
減塩が難しいと思われているのはなぜ?
続けられない!
どうしたらいいかわからない!
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小田真規子流
減塩調理テクニック
減塩を具体的に実行するための『減塩の心得』として、
塩分を控えても塩味を感じやすくするテクニックをご紹介
素材編コツ
- 野菜は繊維を断つよう乱切りに
- 素材の大きさをそろえてカット
ポイント!
野菜は、断面の表面積が大きくなるように繊維を断ちながらカットすると、水分が抜け、調味料が入りやすくなります。素材の火の通りや香りが出てくるタイミングを合わせるために、素材の大きさをそろえてカットするのもポイント!余分な水分が出ないようやや大きめにカットすれば、少ない調味料で済むだけでなく、見栄えよく仕上げることができるんです。
下ごしらえ編コツ
- 肉や魚は、水分(ドリップ)、脂肪分、水分を取り除く
ポイント!
肉や魚から出る水分(ドリップ)には臭みがあるので、臭みを消すための調味料が増えがちに。また、脂肪分は塩味がなじみにくいので、鶏肉や薄切り肉では、あらかじめ取り除いておくのもポイント。
素材の表面に水分が残っていると、その分だけ塩分を引きこんでしまうので、表面に残った水分は取り除くといいですよ。
その他には、ひき肉も水分を抜くだけで味が入りやすく、豚バラは1回お湯に通すと表面の臭みが消え、味が入りやすくなります。
加熱編コツ
- 野菜、肉、魚はしっかりと焼き付けて素材の味と香りを引き出す
- 肉は脂肪分を拭き取りながら焼く
ポイント!
野菜、肉、魚などを加熱する際は、ヘラなどで押さえつけ、焼き付けることで、素材から出る水分が少なくなり、加える塩分量も少なくてすみます。
肉、魚などは、あらかじめ調味料をもみ混ぜ、低温からじっくり焼くのがポイント。
肉汁や魚の旨みを閉じ込め、やわらかくジューシーになるので、塩分が少なくても満足感が出る仕上がりに。焼いて出た余分な脂や水分は調味料を混ぜる前にペーパータオルで拭き取ることも大切。
味付け編コツ
- 油でスパイスを熱すると香りが引き立つ
- 小麦粉や片栗粉を活用する
- 調味料は煮詰めることで旨みが増し、香りもアップ
ポイント!
きんぴらなどを作る際は、先に油で材料を炒めてから、中央を空けるようにして炒め、油にスパイスを足し、熱を入れると香りが出ます。それにより調味料の量を減らすことができます。 肉や魚には小麦粉や片栗粉を軽くまぶしておくことで、調味料が絡まりやすくなります
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洋食にも和食にも使える!塩味控えめスパイスレシピ
スパイスは特別な料理に使うだけでなく、「減塩」のために日常使いできる便利なアイテム。
うまみを引き出し、味わいにメリハリをつけることができるので、洋食にも和食にも活用できるのです。
小田先生のレシピをはじめ、さまざまなシーンで役立つ塩味控えめスパイスレシピを実践してみましょう。
シーン別!
塩味控えめスパイスレシピ
【食塩相当量は1人分の値】
オトナにおすすめ
小田先生考案レシピ根菜のスパイスなます
小田先生考案レシピ蒸しねぎのマリネ
小田先生考案レシピカリフラワーのポテサラ風
小田先生考案レシピトマトとえのきの
お浸しサラダ
小田先生考案レシピきのこのにんにく炒め
小田先生考案レシピざくざくほろほろ
スパイスハンバーグ
小田先生考案レシピ揚げ焼き茄子の
エスニックサラダ
子どもといっしょに♪
とにかくカンタン!
スパイスのちょい足しで塩味控えめに
~テーブルで~
- 納豆のたれやインスタント麺の調味料などを減らして
「一味唐がらし」や「七味唐がらし」でアクセントを - みそ汁のみその量を減らして
「一味唐がらし」や「七味唐がらし」や「山椒」で引き立てる - ポテトサラダの塩の量を減らして
「カレーパウダー」でカンタン味変! - ミネストローネなど洋風スープの塩の量を減らして
「バジル」を振りかけて風味アップ - オリーブ油と「山椒」をミックスして
オリジナルドレッシングの完成
~キッチンで~
- 肉や魚のソテーの塩の量を減らして
調理工程で「チリパウダー」を加えて味にメリハリ! - きんぴらのしょう油の量を減らして
調理工程で「クミン<ホール>」、「ブラックペパー<ホール>」、「カルダモン<ホール>」、「鷹の爪」などを入れて風味をプラス