世界のパーティーメニュー フランス編 France おいしいフランス生活 後編 美食の国フランスの人々は、料理に香りやアクセントをつけるために、さまざまなスパイスを活用しています。おしゃれで華やかで、実は意外と手軽に作れるフランス料理は、おもてなしやパーティーメニューにぴったり。クリスマスや年末年始などのシーンでも大活躍してくれます。

タサン志麻さん 「スパイスで旅する世界の食卓」フランス編のナビゲーターは、料理修行時代をフランスで過ごしたという料理家のタサン志麻さん。後編では、志麻さんのフランス生活のエピソードとともに、フランスの地方に根付いたパーティーレシピをご紹介します。
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フランスの人たちにとって、クリスマスは一大イベント。友達や恋人より家族と過ごすことが多く、みんなが家でごちそうを食べるのを楽しみにしています。東部のアルザス地方にあるストラスブールでは、毎年クリスマスマーケットが開かれます。ずっと憧れていた場所ですが、料理修行時代に一度、訪れることができました。ホットワインを飲みながら屋台を眺めたり、お店の人と立ち話をしたり……。街全体が素朴な雰囲気で、心がほっこりするひとときでした。フランスでは、地方ごとに豊かな食文化が発展しています。アルザス地方には、細切りキャベツを発酵させたシュークルート、野菜や肉を専用の鍋で煮込むベックオフといった味わい深い料理がいっぱい。日本でも親しまれているキッシュロレーヌもこの地方の料理です。写真はタサン志麻さんが以前に訪れた際に撮影 装飾

タサン志麻のおすすめパーティーメニュー家でも簡単フレンチ気分!Recommended spice food recipeナツメグで一段上の味に角切りベーコンと玉ねぎのキッシュロレーヌ

タサン志麻’sコメント

アルザス地方では、キッシュの具材にはベーコンと玉ねぎを使うのが定番。どちらも角切りにして、ごろっとした食べ応えのある食感を楽しめるようにしました。卵液はやさしい味に仕上げ、具材には塩とスパイスでしっかり味つけするのが食べ飽きないコツです。特に重要なのがナツメグ。ひとふりで味が引き締まって、ワンランク上のおいしさになります。

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フランスで最初に住んだのは、南東部のリヨン郊外にあるのどかな村。本物のお城が校舎になっていて、そこで料理を学びながら暮らしました。思い出の味は、村に1軒しかないパン屋さんのバゲット。パリッとした皮が香ばしく、バターをつけて食べるだけで大満足でした。学校の課程を修了した後は、ブレス地方のヴォナス村の三つ星レストランで研修することに。店の人気メニューは、この地方で飼育されたブレス鶏を使った鶏のクリーム煮。これを目当てに世界中からお客さんが集まるほど人気の料理です。週末には、研修生のまかないに残ったクリーム煮が出されます。旨味の強いブレス鶏は絶品で、毎週末が楽しみで仕方ありませんでした。写真はタサン志麻さんが以前に訪れた際に撮影 装飾 装飾 装飾

タサン志麻のおすすめパーティーメニュー家でも簡単フレンチ気分!Recommended spice food recipeガラムマサラの香りがスパイシー鶏のクリーム煮

タサン志麻’sコメント

研修先のレストランの鶏のクリーム煮を、日本のスーパーで買える食材に合わせてアレンジ。鶏肉の旨味が引き立つよう、バターや生クリームの量を控えめにして、あっさりした軽い口当たりのクリーム煮にしました。味つけにはガラムマサラとブラックペパーを使い、食欲を刺激するスパイシーな風味に。バターライスとの相性も抜群だから、子どもも大人もモリモリ食が進みます♪

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フランスでは、夏が訪れると、ほとんどの人が1カ月ほど休暇を取って、地方の親戚の家やリゾート地へバカンスに出かけます。そしてその間、何もしない時間をのんびりと楽しむのです。留学中に私がバカンス先に選んだのは、南仏のプロヴァンス地方。友達とニースやマルセイユの街を散策して、ふらりと入ったお店で気になる食べ物をあれこれ試しました。特においしかったのが、ハーブとオリーブオイルが香るムール貝の白ワイン蒸しです。テラス席で、バケツのような鍋に山盛りのムール貝を、熱々のポテトフライとともにお腹いっぱい食べました。 写真はタサン志麻さんが以前に訪れた際に撮影 装飾

タサン志麻のおすすめパーティーメニュー家でも簡単フレンチ気分!Recommended spice food recipeシナモンが味のまとめ役ドーブドブフ(牛肉の赤ワイン煮オレンジ風味)

タサン志麻’sコメント

牛肉の旨味の中にオレンジの爽やかさが感じられるドーブドブフは、プロヴァンス地方でよく食べられている料理。温暖なプロヴァンス地方ではフルーツやオリーブ、ハーブの栽培が盛んで、料理にはそれらがよく使われます。甘く深い香りのシナモンは、赤ワイン、オレンジと好相性。フルーツと牛肉という全く異なる食材を調和させて、味をまとめる役割も担っています。

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その他のおすすめパーティーメニュー家でも簡単フレンチ気分!Recommended spice food recipeもっちり食感がクセになるブルーベリーのファーブルトン

シナモンが効いたもちっとしたプディングのような生地に、ブルーベリーの甘酸っぱさがマッチ。シンプルな材料を混ぜて焼くだけの簡単さも魅力です。フランスの家庭ではプルーンを使用することが多いようですが、冷凍ブルーベリーで応用しました。

シナモンが効いたもちっとしたプディングのような生地に、ブルーベリーの甘酸っぱさがマッチ。シンプルな材料を混ぜて焼くだけの簡単さも魅力です。フランスの家庭ではプルーンを使用することが多いようですが、冷凍ブルーベリーで応用しました。

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装飾 装飾 装飾 「世界のパーティーメニュー」ナビゲーター タサン志麻さん 東京の老舗フランス料理店やビストロなどで働く。現在は家政婦の仕事を中心に、レシピ監修・講師や、料理教室、レシピ開発、テレビ出演など多方面で活動中。「無理なく、家族が喜び自分も楽しいと思える料理」を日本中に届けたいという気持ちで活動している。
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