Happy Indian recipes
しあわせインドごはん 家族の体調や天候を考えながら、お母さんがスパイスを調合するというインドの家庭料理。おいしさと健康を実感できる、心のこもったインドごはんをインド料理研究家の香取薫先生が紹介します。
vol.26 ケララのえびカレー
南インド・ケララ州のスタイルで、ほのかな酸味とココナッツミルクの甘さとコクが特徴的なカレーです。缶のココナッツミルクを使えば、より濃厚になります。
また、ココナッツオイルがあれば、一滴たらすだけで本場の味に近づくので、ぜひ試してみてください。グリーンチリはさわやかな辛さを演出します。辛さはお好みで加減してもOKです。カレーリーフはなければ入れなくてもよいですが、入れると風味が格段に違います。
ケララのえびカレー スパイス使用法の基礎
材料
 
[材料 5人分]
えび 20尾
ココナッツオイル 20ml サラダ油50ml(1/4カップ)で代用可
サラダ油 30ml
A. ギャバンマスタードシード
(ホール)
小さじ1
B. カレーリーフ(なくてもよい) 15枚
  紫玉ねぎ(2〜3cm長さの薄切り) 1個(玉ねぎで代用可)
  しょうが(3mm幅の千切り) 2かけ分
  グリーンチリ(輪切り) 2本(ししとうで代用可)
C. ギャバンターメリック
(パウダー)
小さじ1/2
  トマト(大き目のざく切り) 中1個
  ココナッツミルク 2/3缶(260ml)
  50ml(1/4カップ)
  小さじ1

[A]
D. 大さじ1/2
E. ギャバンターメリック
(パウダー)
小さじ1/3
F. 200ml(1カップ)
作り方
1 えびは尾を残して殻をむき、尾のとがった部分も取り除く。背に切れ込みを入れ、背わたを取り除き、ボウルに[A]を混ぜた中でもみ洗いしてざるにあげておく。
2 鍋にココナッツオイルとサラダ油を熱し、マスタードシード、カレーリーフを入れる。はじけたら紫玉ねぎを入れて炒める。
3 しょうが、グリーンチリを入れて炒める。
4 ターメリックを入れ、玉ねぎが色づくまで6〜7分、さらに炒める。
5 玉ねぎが色づいたら、トマトを入れて約1分炒める。
6 ココナッツミルクと水を入れる。
7 塩を入れ、味を調える。沸いたら(1)のえびを入れ、火が通ったらできあがり。
ケララのえびカレー
おいしさのポイント
えびの下処理は、くさみを消すためにしっかり背わたを取り、ターメリックと酢を入れた水で洗います。えびの身は、深く切れ目を入れ広く開くと、見た目が良くスープもからみやすくなり、味が染み込みます。ココナッツ、えびは傷みやすいので、できたてを食べ、そのつど食べきることをおすすめします。ターメリックは少なめにして、うっすらと黄色味を出し、上品に仕上げます。
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[インド・日常の風景]ラッシー
ラッシーは、北インドの夏の飲み物。子どもから大人まで、暑い日の身体を冷やすために飲むヨーグルトです。
ここはオールドデリーのチャンドニーチョーク。この中に昔ながらのやり方で、ラッシーを作っている屋台があります。その日に売る分の量しか、材料のヨーグルトを作らないので、遅く行くと売り切れています。屋台のおじさんが、昔ながらの「かくはん棒」を使って壷の中のヨーグルトでラッシーを作り、素焼きのカップに注ぎます。そして、ヨーグルトの表面にできている濃いクリームの部分をちょっとすくってトッピングしてくれます。このクリームの部分が、クリームチーズのような味で、濃厚でとてもおいしいのです。
素焼きのカップを使うのは、常温より冷たく感じる程度に冷える気化熱を利用するためです。飲んだときにヒヤッとくる感じが飲みやすく、身体が冷え過ぎず良いといわれています。
注文するときには、スイートかソルティーを選べます。塩味のラッシーもさっぱりして美味です。
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